汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(14) 立山黒部アルペンルート(2010年8月)

立山黒部アルペンルートとは、「富山県側の立山駅から長野県側の扇沢駅まで、北アルプス北部の立山連峰の直下を貫く一連の公共交通機関」の総称です。全長は計37.2km、ケーブルカー・バス・トロリーバス※・ロープウェイなどを乗り […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(13) 仙石線【1981年・2004年・2015年・2024年】

■変化をなぞり、たどる四たびの訪問 仙石線は、あおば通駅から仙台駅を経て石巻駅を結んでいます。全長49.0km、開業当初は宮城電気鉄道という私鉄でしたが、買収により国有化され、さらにJR東日本の路線となって現在に至ります […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(12) 陸羽東線【2024年3月】

■消えた「亜幹線」国鉄時代、全国の路線は大きく次の3つに分類できたように思います。 ○幹線:長距離の特急・急行や貨物列車が数多く運転され、「交通網の骨格」を担う路線 ○亜幹線:都市間を結ぶとともに、幹線の補完やバイパス的 […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(11) 「山形新幹線」【2024年3月】

2017年11月、私は(当時の)JR全線に乗車していますが、「山形新幹線」に初めて乗ったの2024年3月です。矛盾した話のようですが、実は「山形新幹線」とは「新幹線の車両が東京-山形-新庄間に直通すること」に対する「通称 […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(10) 嵯峨野観光鉄道【2014年8月】

 嵯峨野観光鉄道は、1991年4月、新線に切り替えられて廃止となった山陰本線の旧線部分を「再活用」する形で開業しました。旧線は風光明媚な保津峡に沿う単線でしたが、新線は複線になり、トンネルと橋梁で一気に通り抜けます。交通 […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(9) 小湊鉄道・いすみ鉄道【2014年6月】

 私は2017年11月、(当時の)日本国内の鉄道全線に「完乗」しました。何をもって「完乗」とするかについては諸説ありますが、ここでは「市販の時刻表に載っている鉄道路線全て(モノレール、ケーブルカー等含む)に乗ること」とし […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(8) 宇都宮ライトレール【2023年8月】

 「汽車旅の記憶(1)~(7)」から一気に時間を進め、(現時点で)最新の「乗り鉄記録」を書きたいと思います。 宇都宮ライトレールは、宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間14.6kmを結ぶ「次世代型路面電車」で、2023年 […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(7) 日中線【1981年3月】

 会津盆地の北部、喜多方-熱塩間11.6キロを結ぶ日中線は、「その名に反して日中は列車が1本も走らない」と揶揄された赤字線でした。私が来訪したのは1981年3月、所属していた鉄道研究部の「卒業合宿」です。 当時、会津盆地 […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(6) 大隅線【1981年8月】

 大隅線は、志布志から大隅半島を横切って日豊本線の国分に至る全長98.3キロの長い路線です。1981年8月、大学時代に鉄道研究部の仲間と来訪しましたが、1987年3月に惜しくも廃止となりました。 車窓は、長閑な南国のロー […]

続きを読む
汽車旅の記憶
汽車旅の記憶(5) 白糠線【1983年8月】

 白糠線は、根室本線の白糠駅と北進駅を結ぶ全長33.1kmの路線です。石炭の搬出等を目的として白糠から足寄を結ぶ鉄道として計画された路線の一部で、終点の「北進」という駅名がいかにも「北への延伸の途上」を表しているようです […]

続きを読む